IRONMAN70.3世界選手権(NZ・タウポ)回想記:レース前日、女子レース日
ツアー3日目、女子レースの日です。
前日22時前に寝たため、朝4時過ぎのまだ薄暗い空の下、自然と目が覚めました。
軽く朝食を摂ったあと、5:45に宿を出発し、女子選手を会場近くへ送り届けます。
旅の疲れが少しでているためか、日差しが強くかるーい熱中症みたいな感じになっているのか、軽い頭痛がします。
女子の応援まで時間があるため、いったん宿に戻り、少し仮眠をとることに。
これが大正解。少し重かった頭が驚くほどスッキリし、疲労感も軽減。
そして女子選手がスイムを終える前に再び会場へ。
スイムアップやバイクトランジションの出口で女子を応援していると、いよいよ明日はレースなんだ!とテンションが上がってきます。


トランジッションでは、応援している女子選手がなかなか出てこない。どうした、どうした?とハラハラしながら出口で待っていると、なんとかスタートした姿を見つけてホッ。
(後で聞くと、なぜかバイクの後輪が回らないとう機材トラブルが発生していたようで、その対応に時間がかかっていたそうです。無事にバイクスタートができてよかった)
3時間は戻ってこないので、この間に宿に戻り、次は自分のバイクチェックインの準備。
バイクチェックインではバイクのほか、バイクギアとランギアを預けます。これらの袋はレース当日には触ることができないため、入れ忘れなどがないかを再度確認。
バイクをバンに積み込み、会場近くまで移動した後、バイクを押していきます。

チェックインは大したチェックもないので、サクッと終了。
みんなすぐに預けるものかと思ってましたが、がらーん。

預け終わったところで、女子選手のバイクが到着する時間となり、トラジッションあたりでふたたび応援。

ひたむきに走る姿を目の当たりにすると、自分のレースへの緊張感と高揚感がさらに高まってきます。
女子選手の見事な走りっぷりに感動。

かっこいい。
宿へ帰る道中で中華料理をテイクアウト。
宿で女子選手のレース内容を聞きながら、のんびりディナーを楽しみました。
レースの終わった女子はビール、ワインをゴクゴク、、うらやましい。

1軒家を借りているおかげで、こうしたテイクアウトや簡単な自炊ができるのはいいですね。
明日の自分のレースを思うと、これまでやってきた練習の成果はどうなのか、どんなレースになるのか、不安と興奮が入り混じります。
22時には布団に入りましたが、どうにも寝付けない。
寝れないなーと布団の中でごろごろして、時々時計を見る。12時、1時、2時。
やばい、4時半には起きて準備しなくちゃいけないのに、、と焦りも感じながら、どうにも寝る気がおきない。
徹夜でもなんとかなるやろ、、と思い、3時を確認した後に寝たようでした。
続く。