IRONMAN70.3世界選手権(NZ・タウポ)回想記:スイム編
レース前夜は全然眠れずに、3時過ぎを確認した後、気づけば朝4時半の目覚まし。
1時間半ほど眠れたようです。
出発に向けて準備開始。
レース当日はお米が食べたいので、朝食は尾西の五目ごはん。これだけで結構な量があります。
油分も欲しいのでソーセージも食べて、温かい松茸のお吸い物でほっこり一息。
6時に宿を出発し、6時20分過ぎにはトランジションエリアに到着です。
バイクに乗れず、スイムだけでレースは終わり…なんてことは避けたいので、バイクを念入りに再確認。
前日女子の選手がタイヤが動かなくなっていたーと言っていたので、ちゃんと回るか、ギアも変わるか確認。
異常がないことを確認し、ポンプでタイヤに空気を追加。

バイク後ろのフューエルタンクにはトップスピードのドリンクを入れ、フロントには水、下には粉飴のボトルをセットしました。

大した時間もかからず、早々に準備は終了。
スイムスタート地点に向かいます。
スイムはエイジごとのローリングスタート。
プロが7時にスタートして、私のエイジ、45-49は最後の9時20分ごろにスタートと、2時間以上の待ち時間。

盛り上がる音楽とMCで、テンションが上がるものの、私のスタートはまだまだ。

やることもなく、夜もあまり寝れてなかったので、ここで1時間ほど仮眠。
これで頭も気持ちもスッキリ。
先にスタートとなる50-54のエイジグループの宿メンバーと軽く拳を合わせて、「お互い頑張りましょう!」と言い合って見送り。
その後も時間があるのでのんびり待っていると、気づけばラインナップの時間になり、あわてて準備してスタートラインに向かうと最後尾でした…
スイムコースはワンウェイ。

スイムスタートは、7人ずつ、10秒くらいの間隔をあけて行われます。
今回のレースは、同じ大分から参戦しているトライアスロン仲間、コワモテ・イケメン・金融系(?)の「ウシジマ」くんとの勝負でもあります。
スタートラインで、ウシジマくんと並び、お互いの健闘を祈って、最後尾からスタート。
水は透明度が高く、一昨日の試泳の時とは違って全く寒くない。
泳ぎながら気持ちの良さを感じられるコンディション。
水を飲んでも、海水みたいにオェッてならなくて良い。
東側に向かって泳ぐので、ヘッドアップの時に眩しいみたいですが、スタート時間が遅いので関係なし。
バトルもほとんどなく、快適。
プール感覚でスイスイ〜と泳いでいけました。
なんとか同じペースの人を見つけようとしたのですが、うまくペースが合ってドラフティングできる人はおらず、結果的にほとんど単独で泳ぐことになりました。
コース図はブイの外側を泳ぐ絵になっていたので、苦手な左側呼吸をしないとブイが確認できないな〜と思っていたのですが、黄色のブイは内側でもオッケーという話を聞き、いつもの右呼吸でグングンと進んでいきます。
スムーズなペースで泳ぎ切り、無事にスイムアップ!

スタッフの助けを借りてウェットスーツを脱ぎ、トランジションエリアへ。
トランジションエリアに行くまでの道中が急な登り坂。
坂道を駆け上がるのがキツいなぁーと思っていたら、ウシジマくんが追いついてきた。
スイムで少し差をつけるつもりだったのに。
なんだ、同じか〜!
OWSのタイムはいつも100m2分ペースなんですが、1分49秒ペース!
過去一の早さだったのに…ま、泳ぎやすかっただけですね。

バイクギアを素早くセットし、ジェルを飲んで次のセクションへ。
次はバイクだ。
続く