ハードにトレーニングしなくても速くなる方法
少し煽るようなタイトルをつけてみました(笑)
現在の体力のままでも、良いランニングフォームでの効率的な動作、つまり省エネで自分の持っているエネルギーをさらにうまく使うことができれば、一層速く走ることができます。ランニングエコノミーですね。
でも、走っている間に、フォームを意識しながら改善することは難しいです。
身体は前に覚えた動作をそのまま繰り返します。(最近覚えた言葉ですが、マッスルメモリーというそうです)
走っている間は、一つ一つの動作が速すぎて、無意識に近い状態にあるため、意識しようとしてもマッスルメモリーに従った動きになります。
じゃあどうすればいいのかというと、部分的なものに着目して、動作を改善する動きを行う練習を取り入れる。
『ドリル』ですね。
水曜ラン練習会では、ウォームアップもかねて、色々と速くなるためのドリルを走る前にやっています。
ここで、少し面倒な解釈を入れてみたいと思います。(良ければ読んでください。)
何かしら改善するためには、①意識もしていないし、できてもいないことに気づく⇒②何ができていないかを意識する⇒③意識したらできるようになる⇒④意識しなくてもできるようになる、の4つのステップがあります。
子供は神経系が適応しやすいので、①②がなくても動いているうちにできるようになっていく③⇒④のステップがいきなりできますが、大人は①、②を意識することが大事です。
ドリルをやる際も、どの身体のパーツのどの動作を、どう改善するためにやっているのか意識するのと、ただやるのとは得られる結果が大きく違います。
ドリルでちょっと改善した動作を、意識的に繰り返して身体に覚えさせる=マッスルメモリーを書き換える。
例えば、片足ジャンプの着地の際にちょっと足先が内側に曲がる癖があることに気づいたら、まっすぐに着地した動作を繰り返す。
これによって、なんとなく(無意識で)走っても、効率の良いランニングフォームで速く走れるようになるというわけです。
そんな水曜練習会のドリルについて書きましたが、今日は少し体調が悪く、ドリルもせず、メニューの10㎞タイムトライアルも走らずに、参加メンバーの応援のみ。
ノートレでした。
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