習うより慣れよ+α
トライアスロン雑誌Luminaの巻末に、トライアスロン界のレジェンド、マーク・アレンの言葉が毎回あります。
2021年4月号には、”Practice makes perfect”、習うより慣れろと題した内容の記事でした。
(リンク紹介は最新の7月号しかなくスイマセン。Kindle Unlimitedなら無料で読めます)
この中で「習うより慣れろは大事なことだが、それが功を奏するのは、意識して練習をしたときだけ」という旨が書かれていて、最後にPractice with awareness makes perfect. と締められてました。
※awareness;意識、気づき
トレーニングは、量(距離・時間・強度)×質(フォーム・身体感覚・コンディション)と言われますが、この質の面としていかに練習の中に”意識”を入れるかが、速くなるポイントだなぁとこれを読んであらためて思った次第です。
意識面について、練習の取り組み方としては、3段階あると思ってます。
練習会などでメニューをとにかくこなすのが、習うより慣れろの状態。これでも結構、速くなりますよね。
そしてコーチから「これを意識してくださいね〜」と言われるなど、メニュー方向性を意識して取り組むのが第2段階。
そして、その中でも自分の身体のどこの動きに注意するのか意識を払っているのが第3段階。
例えば、スイムで、5回クロールに1回呼吸といった呼吸制限のハイポ。
やるだけでも持久力が鍛えられます。これが習うより慣れろの状態。
しかし、これをゆっくりやって無駄な力のない泳ぎにつなげるのか、スピードを上げてスピード持久力を鍛えるのかで効果が違います。ここの意識が第2段階。
さらにゆっくり泳ぐなら、身体のどこの力をどのタイミングで抜くように意識し、水の抵抗感を感じながら泳ぐのかが第3段階。
まだまだですが、最近スイムのタイムが改善した理由の一つとして、この3段階目までの細部を意識しようと努めていることがあると思っています。
マーク・アレンが言っている”意識した注意深い練習”はこの3段階目のことだと思います。
こんな意識をし始めたのは、ここ1年くらい。それまでは漫然とコーチに指示されたメニューをこなすことが多かったです。
今は、金曜にドリルで身体意識を高め、土曜のハードメニューでその意識をつなげる、というのが良い感じで回っていて、改善につながっていっているようです。
ご参考になれば!
そのハードメニューな土曜朝スイム練習会、400mTTは来週で、今日のメインはダッシュ。
100mハードx2本(2’15)
50mハードx2本(1’15)
100mの目標は1’19、50mは’39。
なんとか最後の50mだけ目標達成!
今日はバイク練も予定していたのですが、アウターの入りが悪いのでディレイラーを四苦八苦して調整しているうちに自由時間がなくなっちゃいました。
今日はスイム2,500mのみでした!
今日もお読みいただきありがとうございました。