初めての富士山登山チャレンジ
初めての富士山は、小学6年生の息子とチャレンジ。
大分からはいきなり登るのは難しいので、富士登山口近くまで移動して宿泊。
日本南にあった熱帯低気圧が来るのではないかと心配してましたが、登山当日8月12日に台風8号となり、どうも直撃する予報。
どうするか迷いましたが、台風の速度からは、台風が来る前、13日9時には登頂できると思い、登山を決めました。
登山ルートはいくつかありますが、初心者に良いという吉田ルートを選択しました。
五合目(富士スバルライン五合目)までは、車で行けます。
EV自家用車だと自力で行けますが、そうでなければバスを使う必要があります。
自分の場合は、富士山駅から出発する9時ごろのバスに乗って、約1時間かけて五合目へ。
五合目に着いたところから、時々雨が降る状態。
ここで2時間ほどゆっくり過ごして、高地に体を慣らせます。
その時に富士山メロンパンでちょっと栄養補給。
雨が少し降る中、12時過ぎにいよいよ登山へ出発。
8合目近く、宿泊予約をしている「東洋館」を目指します。
3時間程度の行程。
登山前には、体温測定を受け、新型コロナに問題ないことを確認されます。問題なければ、↓のようなタグをカバンに取り付けてもらい、スタート。
最初は、雨も小降りで、ゆるやかな道。
途中から、傾斜がきつくなり、雨も強く、時折風や雷が鳴るように。
雷は怖い。。ひどくなるようだと、そこで登山は終了。
幸い雷はひどくならないものの、雨であたりは真っ白であまり見えない中、進んでいきます。
時々、雨が止み、道先にうっすらと山小屋が見えると、やる気がでます。
さすがに台風が近づいているのか、まったく青空は見えず。。
こんな中ですが、道中はこどもが楽しく、つらくならないように、色々と冗談をいいながら。
装備としては、Tシャツにカッパ程度で問題なかったです。
靴に関しては、自分は昔トレランで履いていたもの。子供は、普段ばきのスニーカー。
これでも全然問題ないです。
ただ、次回登る場合は、きちんとゴアテックスの登山靴を買って履こうと思います。
足がぐちょぐちょと濡れるのがイヤ。その日、移動するにはいいのですが、翌日も濡れているというのはちょっとストレスです。
高山病にならないように、30分も歩かず休憩して、水分を補給しました。
15時前に目的の東洋館に到着。ここで休んで、明日に備えます。
山小屋としては綺麗な部類。(その分、かなり高いのですが)
寝袋サイズの個室が与えられます。
17時過ぎには夕食。けんちん汁の温かさに癒される〜
19時には、翌朝の朝食弁当が配られます。
頂上でご来光を見る人は、この弁当を持っていくわけです。
天気予報を見ると、1時ごろに山小屋を出発(頂上でご来光を見るタイミング)すれば、台風が来る前に下山まで行けそう。
息子にどうする?と聞くと、登る!とやる気まんまん。それなら仮眠して登ろうと計画。
しかし、この弁当を配るタイミングで山小屋のスタッフから、結構な雨風がある中、夜間に歩くのはおすすめしないこと、そして五合目を往復するバスが台風が来る前の午前中でストップするとのことを知らされます。
明るくなって登頂を目指していくと、下山した後に乗るバスがない、つまり山に取り残されることになります。
登るぞ!と気合をいれた1時間後には、登頂を諦め、翌日は下山することに(涙)
翌朝、日が登る5時前に外に出て見ると、夜中あれだけ降っていた雨が止んで、少し澄んだ状態になってる…
そして雲の隙間からご来光!この瞬間、奇跡的、神秘的な感じもして、子供と二人で感動〜。
でもこの後すぐに風雨に。
朝はさすがに寒い。Tシャツ+少し厚めの長袖シャツ+ユニクロのフリース+カッパで、なんとか寒さをしのげる感じ。夜間登頂、ご来光待ちならもう少し寒さ対策が必要です。
ゴアテックスのカッパを着ていても結構ズボンは濡れます。どういう状態になるのかわからない登山。できればズボンの替えもあると良いです。
ここまで登ってくる道中、急傾斜で同じルートを通るのは困難です。
このため、物資を運ぶための車輌が通る、特別なルートを通って下山していきます。
下山中、雨が止むと雲海が綺麗に見え、山下も見渡せました。
さらにはすごく晴れて、もしかして登頂できたのでは?と思ったり。
虹が見えて、綺麗な瞬間も。
登頂はかないませんでしたが、登山の楽しみや苦労を味わい、綺麗な瞬間に立ち会えたりと、息子と一緒に色々と楽しい経験ができたのは最高でした。
台風が来るということであきらめていたら、この経験ができなかったということを考えると、やっぱり登ってみるという決断をしたのはよかったです。
富士山登頂&頂上でのご来光は、子供と再チャレンジしたいと思います。
お読みいただきありがとうございました。
私も登ってみたい富士山🏔 いつかチャレンジしたいです(^_-)-☆