Ironman 70.3 Cebu 回想記 5(バイク編)
スイムから上がってトランジッションへ。
バイクパートは、スタートしてすぐに市街地を通り抜けて行きます。
この時の応援がすごい!
あちこちから「きゃー」という黄色い声。
なんか、スターになった気分。
追い風もあって、気分もあがって、軽く踏んで40km/h。
めっちゃ、気持ちいい。その気分にまかせて、バイクをぶっ飛していきます。
郊外へ抜けると、普段は高速道路となっている入り口へ。
バイクパートの全体図
地図真ん中にある、「CCLEX TOLL GATE」TA2/4という地点。
ここから地図左側、CCLEX BRIDGEを渡って隣の島に渡る、戻るを4周回します。
この橋が結構な坂。
高低図のそそり立っている感じそのまま。
上りをえっちらおっちら上がったら、すぐに急な下りへ。
DHポジションで、シューーっと下りたいところですが、風が強い(;゜0゜)
風でハンドルが、ガクガク震えて徐々に共振が大きくなる感じ。
初めての感覚で、怖い。
スピードを落とさないと、横に触れてコケそう…
バイクのせい?技術のせい?周りはバンバン飛ばして下って行ってるんですが、、、
ヘタにコケて試合終了となっても困るので、安全第一に恥ずかしいくらい、ゆるゆる遅いペースで降りて行きました。
1周回したところで、「闇金ウシジマくん」に似た名前とコワモテの強豪トライアスロン仲間とバイク折り返し近くですれ違って、励まし合い。
知り合いとあえて、気合いが入る。
乗っているバイクは15年目のCervelo S1。
最新のTTバイクを抜くのを快感に感じながら、平坦パートを飛ばしていきます。
最初は良かったんですが、徐々に思ったほどバイクペースが上がらない状態に。
練習からするとバイクのパワーは180〜170ワットで行けると思っていたんですが、140wくらいしか出せない。
ずっとTTポジションを取れるため、屈曲状態でこぎ続けることになり、股関節周りが辛くてしょうがない。
練習ではロードポジションばっかりで、TTポジションで長時間こぐ練習はあまりしなかったなぁと反省…
頑張ってパワーを上げようとすると、腰周りが辛くなってすぐに耐えられなくなる…
バイクパートで頑張りすぎると、ランパートでろくに走れなくなることは、過去の経験から分かってるので、諦めて140〜145wペースで走っていきます。
パワーは低め、下りもゆるゆるしか降りれないという散々な状態。
同じエイジ枠で、ライバルの「ウシジマくん」との差も広がるばかり。
4周回のブリッジパートを終えたところで、かなりヘトヘトでしたが、トランジッションへ帰る時にはまた大きな声援を受け、なんとかプッシュできて、バイクゴール。
バイクパートでは1,000kcalくらい摂取したいところですが、摂取できたのは粉飴ボトル8割(400kcal)とモルテン160×2で合計720kcalと少なめでした。
次回に続きます。